幽遊白書 〜冥界死闘編 炎の絆〜の上映イベントへ行ってきました。
私はリアルタイムで見ていた世代で、この映画も映画館で見てVHSでも持っていますが今まで版権等の関係もあって円盤化はされていない作品。
そんな24年前の古い作品がブルーレイBOX発売とともについに円盤化、その記念も兼ねて1度限りの上映です。しかもメインキャスト4人がトークまでしてくれるんですから行かない訳にはいかないでしょ。
ただ24年も前の作品で最近のアイドル声優が来るわけでもないこの上映、どれだけのファンが残っているのかしら・・・先行の時点で3倍くらいの倍率だったらしいです。往年のファンもまだまだ現役なのね、としみじみ。

ロビーには花束とサイン入りの作品ポスター、このポスターは撮影OKだけどSNS禁止という来たファンだけの思い出に。
BlogPaint
サインなしは会場内に撮影できるようにおいてありました。
懐かしいけど正直24年前とは思えない古くないキャラデザですよね。
ファンロードに投稿してた黒歴史が思い出されるぜ(笑)
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今回の席は先行当選でしたが2階席のX列、先行でここまで出てたら一般が一瞬で瞬殺されるわけですね。
作品についてはこの際おいておいてここからはトークパートについてのレポを書いていきたいと思います。大体こんな感じなトークってことで細部は違いますが雰囲気だけでも感じていただければ。

登壇される方は
浦飯幽助役:佐々木望 桑原和真役:千葉繁
蔵馬/南野秀一役:緒方恵美 飛影役:檜山修之
のメインキャスト4名

で、最初に何故か檜山さんが一人で登場、まるで司会者のような感じで作品紹介といかがだったでしょうか?といった挨拶。
檜山:司会を呼ぶ予算がなかったのかこの4人を捌ける司会者がいなかったのか何故か私が司会です。
と、笑いを取る。

檜山:それではゲストの3人をお呼びしましょう(笑)

で、登壇する3人。
佐々木:時空を超えて、空は超えてないですけど4人が揃いました。浦飯幽助役佐々木望です。
千葉:千葉繁役の桑原和真です(笑)
緒方:蔵馬役の緒方恵美です。この頃は新人でした。

千葉:飛影に司会されたくないなぁ(笑)キャラ違うし
檜山:飛影のキャラで司会は無理ですよー(笑)今回の上映会なんと倍率は3倍だったそうです。
千葉:3倍ってことはここにいる人達はバトルして勝ってきたのかな?
緒方:マジバトルです(笑)

(幽白マジバトルっていうスマホアプリがそのうちリリースされるネタ)緒方さんも真面目な顔していろいろぶっこんできます。

その後もさすが息の合った4人といった感じでトーク、
脱線しそうになってきたので
檜山:炎の絆について話しましょう。
緒方:炎の絆を改めて見て・・・この人(蔵馬)毎回ぼろぼろになって勝っていくなぁって(笑)それに意外とサービスシーンがあったりするんですよね。サラジ外した時とか結構いい体してて細マッチョ的な体で。
檜山:あの辺りまでが映画の限界のカメラワークですね(笑)
緒方:そうですね(断言)あと4人が揃っていくとこが仕事人っぽくって
千葉:あっちがパクったんじゃないの?(笑)
緒方:あと4人いるのに1人ずつ戦うとこも仕事人っぽいですね(笑)

千葉:今回は雪菜さんの手を初めて握れました(笑)
檜山:今回飛影も忘れられてた全身緑になる設定が出てきたり(笑)
佐々木:映画版になってTV版とちょっと違う感じがありましたね。温度がちょっと違った感じというか、監督さんが違ったこともあったのかも・・・

佐々木さんだけ真面目な感じでした。

檜山:ここまで話を聞いたところで是非本作も収録されているBDBOXを買ってください。

この司会販促上手です

そしてここで本作の主題歌、「sayonaraは言わない」を歌ってくださったPERSONZのボーカル、JILLさんとリーダーの渡邉貢さんがサプライズゲストで登壇。
JILLさんは今回の上映を見ていてつい涙が出てきてしまったとのこと。
当時はアニメと和ロックのバンドがコラボするのが珍しく、この作品から若いファンが増えたそうです。
一夜限りの上演を聞いてどうしても見たいと思い無理を言ってきてしまいました。
sayonaraは言わないはJILLさんが初めて作詞した曲ということもあって感慨深い曲でよくライブでも演奏するので是非ライブに来て聞いてください。

といったお話を聞くことができました。
この時代でもアニメをただの販促としてみているわけでなかったのが嬉しかったです。

そしてここからはまた4人でのトーク
事前に4人に取ったアンケートについてのトークコーナーでした。

最初のトークテーマは「日常で24年を感じる瞬間は?」

佐々木:新人の声優さんから幽遊白書見てました。と言われた時
千葉:鏡で自分の顔を見た時(笑)
緒方:20周年とか25週年とかのイベントに呼ばれた時
檜山:幽遊白書、子供の頃見てました。と言われた時

佐々木:子供の頃、はまだわかるんですけど当時生まれてなかった新人から言われると僕たちがアフレコしたときまだ生まれてなかったのかって(笑)
緒方:ここに来てる方でリアルタイム世代じゃない人ってどれくらいいます?
(3分の1くらい手が挙がる)
緒方:リアルタイムの方は年齢的に聞かないほうがいいかなって(笑)
檜山:なら、今回はじめてアニメの幽白を見た方ってもしかしています?流石にいないか・・・1人だけいた(笑)
緒方:あなたはどうしてここに・・・(笑)
千葉:友人に連れてこられたとか?
佐々木:でもこのイベント殴り合わないと来れなかったはずですよ(笑)

檜山:千葉さんの鏡を見た時って(笑)
千葉:みんな真面目なんだもん〜
緒方:先輩がボケてくれると信じてました。

檜山:今回楽屋で資料として当時の写真とかがおいてあって若いこと若いこと(笑)
緒方:当時の4人見て千葉さんがこれがみんなの前世だよって(笑)
千葉:年がたって墓場に近づいてるけど中身は変わってないんですよ。感覚的には先週録ったような感覚なんです。

次のテーマトークは「TVシリーズで記憶に残ったセリフ」
これは一人ずつセリフを生で喋ってもらっての紹介というすごい嬉しいコーナーでした。

佐々木:「もー俺切れちゃいました。プッツンします」
このセリフ聞いた時こいつこんなことも言うんだって笑っちゃいました。かわいいなって。

千葉「雪菜さぁぁぁぁぁ〜んっ!(笑)」
でもここまで愛せる人がいるのはすごいことだと思うんですよ。幸せなことです。
緒方:でも結婚したらどうなるんだろ?それに飛影をお義兄さんって呼ばなきゃいけない(笑)
千葉:それは嫌だ〜!(笑)でもまだ知らないから。
緒方:飛影の格好って結婚式向きじゃないですしね。式とかどうしてるかな?
檜山:影からこっそり見てるとか。
千葉:そりゃもちろん司会してるでしょう(檜山さんを見ながら)
檜山:つたない司会してるのは飛影じゃありません〜檜山ですぅ〜(笑)

緒方:「俺は4人のうち、誰が欠けても嫌だ!」
この人はこんな事も言えるようになったんだなって感動し・・・それに24年もたってこうして4人だれも欠けずに新作が録れるのが素晴らしいじゃないですか!

檜山:「フン」「チッ」「馬鹿め」
当時からどこでもこれを言っておけば受ける鉄板ネタでした(笑)今だとこんなセリフでもおおーって言ってもらえる。

最後のトークテーマは「幽白で今後実現できたら嬉しいこと」
佐々木:未アニメ化エピソード
千葉:新作アニメスタート
緒方:アニメその後のエピソード
檜山:まだアニメ化してないエピソード

檜山:みんなだいたい同じですね。
緒方:千葉さんだけちょっと違う気もするけど、最初から再アニメ化?
千葉:続編でもいいのよ、養老院での4人とか(笑)
緒方:それみんな買ってくれます?(笑)

そんな流れからBD-BOX収録の新作エピソード紹介へ。
TWO SHOTSとのるかそるかの新作2本のカット紹介がありました。
このカットはWEB記事でも出ていたと思うのでそちらを見てみるとBD-BOXが買いたくなっちゃうと思います。

緒方:最近は(音声の)チャンネル数が多く個別取りが多いんですが今回はこいつ(檜山)と一緒に取れて二人の空気感といった間合いがぴったりでさすが戦友って感覚でした。
檜山:これもBD-BOXで感じてみてください。

販促が多い司会です(笑)

佐々木:幽助の今まで言ってないセリフがしゃべれて嬉しく、このアフレコ時ほぼ全員が揃っていて懐かしく、ああ、桑原いるわ、ぼたんいるわ。みたいな感じで。
檜山:ぼたん役の深雪さなえちゃんも千葉さんのアドリブで桑ちゃんだ〜って喜んでいたもんね。
千葉:やっぱりこの間録ったときも幽助だし桑原だし蔵馬だし、人というよりキャラで見てて、当時と同じいつまでも変わらない感じで・・・あれ?俺たちって成長してない?(笑)

しんみりしそうになった時に笑いを入れてくる千葉さん素敵です。

そしてこの新作、新キャラな敵も真殿さんとか当時の同年代でその当時のみんなの雰囲気を壊さないキャスティングをしてくださったそうです。

檜山:ということで是非BD-BOXをよろしくお願いします!

最後は幽白の様々な告知、BD-BOXはもちろん東京MXでの再放送、スマホアプリのマジバトル(いつ出るの?)な告知、BD-BOXの予約特典のイラストが紹介されると会場からは歓声が。
キャラデザの北山さんによる描き下ろしの青年仙水と樹の絵です。美しい・・・最近は尊いっていうのかな。

更にカードダスの復刻や蔵馬のフラワーディフューザーの紹介など。この辺りの商品はプレミアムバンダイで販売だそうです。

そしてBOX最終巻に収録の新作が最速上映会の決定が発表されました。アニメフィルムフェスティバルの一環として上映されトークショーも開催されるということでした。

最後は各キャストから一言ずつ。
緒方:2階席元気?1階席後ろも元気?前は元気だからいいや(笑)これからも幽遊白書に関わって蔵馬というキャラが演じられることを祈っています。本日はありがとうございました。

千葉:次回作を卒塔婆の影で待ってます(笑)次回作4人揃ってるかわかんないから、誰かがいなくなってるかもしれないですから・・・私が一番可能性高いか(笑)
緒方:千葉さんは最後だと思います(笑)

佐々木:こういった新作が未だに作られていくっていうのは昔から支えて応援してくれた方、そして当時まだ生まれてなかった方の応援があるからです。更にまだ言えませんが今後さらなる情報もあるのでこれからも応援よろしくおねがいします。

檜山:拙い司会でしたが楽しい時間でした。今後も応援をよろしくおねがいします。ありがとうございました。

こんな感じの1時間ほどのトークコーナーでした。
当時、いろいろな憶測を呼んだ佐々木さんの声ですが今日は当時に近い、やや低い?な感じでちょっと鼻声っぽかった気がしました。
あと、佐々木さんの最後の挨拶でまだ言えないさらなる幽白関係の動きがすごい気になります。

とりあえず今回は、映画館の大画面でこの作品をふたたび見ることができ、そしてメインの4人の元気なお姿とトークを聞くことができ幸せです。

結論としては、皆さん、BD-BOX是非買いましょう!それが次に繋がります!

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