今月銀座にハイアット系列のセントリックが日本初上陸、グランドオープンしました。
やっぱり一度試してみたいところですが銀座という立地からかセントリックブランドでもパーク並みのラックレート、でもやっぱり一度は見ておきたいってことでハイアットセントリック銀座東京さんにランチをいただきにやってきました。

場所は並木通りで銀座駅と新橋駅の中間あたりに位置しどちらからでも十分に徒歩で行ける距離です。

正面入口にはドアマンがおり、足を止めて写真を取っていたらよろしければ中を見ていってください。と声をかけてくれました。
ランチの予約をしてあることを伝えると丁寧に案内してくださりこのあたりの対応はフレンドリーでありながら丁寧なセントリック流のおもてなしが感じられました。
DSC_1565_R
入ってすぐにあるこのオブジェは銀座を映した写真のネガフィルムを利用した作品です。
このホテルが朝日新聞の本社があった場所に立てられたので新聞ゆかりのデザインがそこここに見受けられます。
DSC_1566_R
このオブジェは銀座の街を活版印刷で実際に使用された版を使い表現したものです。
DSC_1623_R


エレベーター内には鏡にこのようなデザインが描かれています。見て分かる通り銀座周辺の地図ですね。
DSC_1569_R
レストランは1店舗のみで直営のNAMIKI667が3階に入っています。
案内はフレンドリーかつスマートで良い感じです。
銀座の一等地ですが各席の距離も広めで華美でないながらも贅沢な空間。
DSC_1583_R
DSC_1580_R
テラス席もありますがこの時期は流石に寒そうです。
DSC_1579_R
ちょっとブレちゃってるけどメニューはこんな感じ、ランチコースだと4,800円、アラカルトも様々なメニューが載っています。
DSC_1584_R
DSC_1585_R
DSC_1586_R

DSC_1587_R
DSC_1588_R
一通り眺めた後、注文を聞きに来てくれたウェイターさんにおすすめを聞いてみました。
やはりコースが普通にメインのようですが出来たばかりのお店なのでコース以外でオススメは何か聞いてみると鮮魚系は金目鯛のプレゼが良いです。そして肉料理ですとバーガーも良いですがカツサンドが絶品とのこと。
メインシェフが北海道の方で知床産の豚肉を使い低温調理をしたカツを使用したカツサンドは一押しだと語ってくれました。
そこまで言うカツサンド、わたし気になります!ってことで「知床斜里産 匠の豚麦王のカツサンド 東京産トキハソース」を注文っ。
カツサンドはサイドディッシュにフライドポテトかサラダがついてくるということでサラダをチョイス。
飲み物はグレープフルーツジュースにしました。

そして絶品というカツサンドが登場。シンプルにカツとキャベツの王道なカツサンドです。
僅かにピンクがかった肉の断面は低温調理ならではと言ったところでしょうか。
そしてカツサンドならやっぱりかぶりつくしかないでしょ。
がぶりと一口、ざくりとした衣の歯ごたえと抵抗なくさっくりほぐれるカツ。豚肉の甘みが広がりトキハソースのウスターソースがさらに引き立てる。キャベツのシャキッとした歯ごたえと甘みも加わりマスタードの辛味が後味をスッキリとさせる。これは絶品というだけ有る今までで一番のカツサンドでした。
DSC_1592_R
付け合せのサラダもすばらしい。上質な野菜をそれぞれの味が発揮できるように薄くスライスしてあり、そこに控えめでありながらしっかり野菜の甘さや風味を引き立てるドレッシング。美味しいです。
DSC_1596_R
よくあるカツと違い肉汁があふれることもないのにしっかりとした豚肉の味がギュッと凝縮されていて素晴らしく柔らかくそれでいて繊維がしっかり感じられるのです。
唯一欠点があるとすれば手がちょっと汚れてしまうことくらいでしょう。
DSC_1597_R

そしてデザートは「博多あまおうストロベリーパフェ」を選んでみました。
そして登場したパフェがこちら。なかなかに面白い見た目でしょ。
この器は飾りでなく中が空洞になっていてそこにドライアイスを入れることにより長時間冷やすことができるようになっているという見た目と実用を兼ねたスグレモノ。
20180128_120817_R
上に乗っている飾りはイチゴ味の飴を使った細工です。
DSC_1606_R
パフェは底にジュレが潜ませてありその上にあまおうのジャムを塗ったスポンジ、クリームなどを重ねた上にダイスカットしたあまおうと4つ切りしたあまおう、2種のストロベリーアイス、苺のマカロン、苺のメレンゲクッキー等が詰め込まれています。
甘酸っぱいあまおう苺の様々な味が楽しめる贅沢なパフェだと思います。
DSC_1608_R
どちらのお料理も流石によく出来ていて十分に満足できるお味でした。ごちそうさまっ!

その後も良かったらロビーも見ていってくださいと言われたのでちょっと散策、この壁のオブジェはロビーからNAMIKIに降りてきた場所にあるもので銀座・ハイアット・並木・667などこのお店にちなんだ文字が組み合わさったデザインになっています。
DSC_1613_R
NAMIKI667から4階のロビーへの階段は側面に活版印刷をモチーフにした飾り絨毯
DSC_1614_R
DSC_1617_R
広々としたロビーも美しくライブラリーもありアンダーズのロビーをもうちょっと明るくカジュアル寄りにしたような雰囲気でした。
DSC_1619_R
ロビーからNAMIKIを見下ろしたところです。
DSC_1620_R
出来たばかりのハイアットセントリック東京銀座、ちょっと見てきただけではありますがセントリックブランドらしいカジュアルなでフレンドリーでありながらスマートなその接客は気に入りました。
レストランもその雰囲気をしっかり持っていて気軽に、かつスマートに楽しめる素晴らしい場所だと思います。
もうちょっと落ち着いたら一度宿泊も利用してみたいですね。